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ベストコスメ
美容雑誌やファッション雑誌では、年に2〜3回ほどの頻度でベストコスメが発表されます。自社の製品がベストコスメに選出されると、掲載媒体との契約を行うことで、「ベスコスロゴ」と呼ばれるロゴを商品パッケージやサイネージ、SNS、雑誌とのタイアップなどの様々な場所で使用できるようになります。このベスコスロゴを使用することで、商品の信頼性向上や他社商品との差別化などのメリットを得ることができます。
ベストコスメの審査方法は媒体によって様々ですが、多くの美容雑誌・ファッション雑誌が採用している審査方法は、美容のプロによる評価です。美容のプロとは具体的に、美容家やヘア&メイクアップアーティスト、医師、美容ライター&エディターなどを指します。
ベストコスメを受賞するには
結論から言うと、美容・ファッション誌のベストコスメを確実に獲得する方法はありません。ただし、できることが何もないわけではなく、メーカーのPR担当者自身が “効果的な施策“を行なうことでベストコスメ受賞に近づける可能性があります。
施策の 1つとして、ベストコスメを受賞したい雑誌への出稿が挙げられます。出稿することでベストコスメに優先的に選ばれることはありませんが、ベストコスメの審査には雑誌編集部も携わっていることが多いため一定の効果を期待できます。
また、コロナ禍の影響で難しくはなりましたが、キャラバンという手法も効果的です。キャラバンとは、PR担当者が自社の製品のサンプル、資料、プレスリリースなどを持参して、雑誌の編集・ライター・美容家を直接訪問する広報PR活動のことです。いかに日頃から、審査員である編集・ライター・美容家との繋がりを作り、定期的に商品を紹介できるスキームを作るかがベストコスメ獲得の鍵となってきます。そこで今回は、複数の雑誌媒体でベストコスメ審査員を務めている方をご紹介します。ぜひ、効率的な広報PR活動を行うための参考にしてみて下さい。
ベストコスメ審査員まとめ
美容のプロによる審査を採用している美容・コスメ雑誌6誌(MAQUIA/VoCE/美的/美ST/美的GRAND/&ROSY)とファッション雑誌8誌(BAILA/non-no/MORE/oggi/eclat/ CLASSY./vivi/bis)の2023下半期&年間ベストコスメ審査員を集計し、3誌以上で審査員を務めている方をピックアップしました。